病気があると旅行は難しい

旅行を楽しめる陰に多くの人の営々とした努力

高度経済成長を経験して国民が経済的に豊かになって以降、年々、社会インフラが整備されるに従い、最近の半世紀余りで交通機関の目覚ましい発達により人の移動がより一層速く、簡単になってきた変貌ぶりは驚きの一言です。電化工事が進んでくると蒸気機関車やディーゼル車が幹線鉄道から一気に消え去ってしまいました。この列車のスピードアップにより国内の旅行が夜行列車を使えば首都圏から北海道や九州まで行けるようになったと思って高齢者が温泉旅行、中高生が修学旅行に喜んで出かけていた時代がほんのわずかな期間で終わり、今では新幹線利用が当たり前の時代になりました。

北から南まで新幹線網がほぼ整備され、急ぐ出張旅行であればビジネスマンが当たり前のように首都圏から中京圏、近畿圏を日帰りで往復しています。更に、航空路も鉄道運賃より少々高かったので、誰でも自由に乗り回すことができる程でない時代が続きましたが、LCCの参入によって高い航空運賃体系にも風穴があいたおかげで航空料金も大幅に低下しました。このため、修学旅行に飛行機が利用され、中高生の海外旅行に出かける姿が珍しいことでなくなる程、我々は豊かな生活を送れています。

このように、短時間で旅行できるようになる共に物流も同じ道を歩んでいますから、地方の名産品も首都圏に短時間で運べる豊かさを享受していますが、このように豊かな生活を送れる陰には営々と仕事をこなしている多くの人の努力があることを忘れるわけにはいきません。
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